初心者にも人気の「せどり」とは!始める方法を4ステップで解説

2020-12-28 15:20:00

「せどりってなに?」「初心者でもせどりをできるの?」という疑問を分かりやすく解説します。

せどりとは「商品を転売して差額を儲ける方法」です。

今回は、会社員がせどりをする方法やメリット・デメリットを説明します。

◆せどりとは「商品を転売して、差額を得ること」

「せどり」とは購入した商品を転売して差額を儲けることをいいます。

商品をできるだけ安く仕入れ、高く得ることができれば利益が出るしくみです。

せどりはインターネットで始めることができて、店舗を持つ必要はありません。

・せどりの方法は2種類
せどりの方法は、大きく分けて2種類あります。

新品の商品を仕入れて転売する方法であれば、誰でも始めることができます。

一方、中古品を扱う場合は資格を持っていないと違法になるので注意しましょう。

・せどりの種類1.誰でもできる【新品の商品で行うせどり】
新品を仕入れてから転売するせどりであれば、資格が要らないので誰でもできます。

せどりをする商品は小売店や問屋から自分が直接仕入れるようにしましょう。

なぜなら、ネットオークションや個人経営店で扱っている商品は、1度誰かの手元に渡った「新古品」の可能性があるからです。

新古品は中古商品と同様、扱うためには資格が必要になるので、初心者は新品のみをせどりするのがおすすめです。

・せどりの種類2.古物商の資格が必須な【中古品のせどり】
中古品をせどりする場合は、古物商の資格を持っていないと違法行為になってしまいます。

1度に同じ中古品を大量に仕入れると自分で使用する目的ではないと見なされ、逮捕されてしまうかもしれません。

ただし、自宅の不用品や貰い物を転売する行為は違法にはなりません。

古物商資格のない方は、中古品をせどりで扱わないようにしましょう。

◆せどりを始めるメリットは3つ

せどりをするメリットは自分のペースでできて、リスクを抑えられることです。

また、せどりを始めてすぐに利益を得られる可能性もあります。

・メリット1.自分のペースで始められる
せどりは自分のペースで始められるので、本業と両立させやすいです。

新品の商品を仕入れる個数や資金額、販売するタイミングを全て自分で決めることが可能です。

せどりは、自分で調整して始められるので始めやすいでしょう。

・メリット2.赤字や損失のリスクを抑えて始められる
新品を扱うせどりは中古品よりもトラブルが起きにくく、赤字や損失を抑えやすいです。

中古品では商品の傷や不具合などにより、返品や交換対応が生じるかもしれません。

新品なら商品の欠陥があるリスクが少なく、販売個数や価格も自分で決められるので、利益の見通しが立てやすいです。

仮に、全額失っても生活に支障が出ない資金額に合わせた無理のない範囲でせどりを行いましょう。

・メリット3.即日で利益を得られる可能性がある
人気のある商品を仕入れ、出品することができれば、即日で完売する可能性があります。

購入希望者の多い商品を扱うことができれば、利益に繋がりやすいでしょう。

せどりはネットショップのようにサイトの仲介手数料は必要なく、特別なスキルがなくても始めることができます。

・せどりを始めるデメリットは3つ
せどりをするにあたっては、デメリットについても知っておいた方が良いでしょう。

せどりには事前資金が必要で安定して利益を得るのが難しいので、慣れないうちは想像以上に手間と時間がかかる場合があります。

・デメリット1.せどりの仕入れには事前の資金集めが必要
新品を扱うせどりを行うには、まとまった額の資金が必要です。

なぜなら、まずは商品を仕入れられなければ、せどりを始めることができないからです。

せどりを始める際には、失っても生活に困らない余剰資金で始めるのが望ましいでしょう。

せどりのために、借金をするようなことはおすすめできません。

・デメリット2.せどりで初心者が安定して利益を得るのは難しい
せどりの初心者は、最初から安定して稼ぐことは難しいかもしれません。

新品を扱うせどりは商品ごとに購入ユーザーや対象にする市場が異なるので、継続して一定額の利益を出しずらいからです。

せどりで安定した利益を得られるようになるためには経験を積み、せどりに適した商品を見つけられるスキルを養いましょう。

・デメリット3.商品の発送に手間がかかる
せどりで出品した商品の注文を受けたら、迅速に梱包して商品を発送しなくてはなりません。

梱包材の用意と発送方法の決定、発送作業などを短時間で正確に行う必要があります。

せどりを行う際は作業時間が限られていて、発送作業に慣れるまでは思った以上に手間と時間がかかることに気をつけましょう。

◆せどりを始める方法は4STEP

せどりを始めるには、以下の4つのステップにしたがって行いましょう。

せどりをするときのポイントをまとめていますので、参考にしてみてくださいね。

・STEP1.売れそうで安く仕入れられる商品を探す
まずはせどりで扱う商品を決めます。

せどり商品を選ぶ際は「定価よりも安く仕入れて高く売れそうか」を意識しましょう。

仕入れ値をできるだけ抑えることができれば、仕入れ値が安いほどにせどりで得る利益額が大きくなります。

できる限り、せどりに使う商品を安く仕入れられるところを見つけましょう。

・STEP2.商品を仕入れる
古物商の資格を持っていない人はせどりで扱える商品は新品に限られるため、小売店や卸から直接仕入れるのが原則になります。

なぜなら、リサイクルショップやネット販売は、1度誰かの手元に渡った新古品の可能性があるからです。

せどりのときは仕入れにかかった送料や費用も計上し、販売価格に上乗せすることを忘れないようにしましょう。

・STEP3.商品の出品価格と出品先を決める
商品の出品先を決め、販売価格を決めて出品しましょう。

出品先のおすすめは月5,390円+販売手数料で、商品保管と発送代行までやってもらえる「AmazonのFBA」です。

ほかにも、利用料が無料で個人であっても商品販売ができる「メルカリ」や「フリル」などのフリマサイトもおすすめです。

仕入れた商品に合わせて、より高値で販売できる出品先を選択しましょう。

・STEP4.商品が売れたら、梱包して注文先へ発送する
出品した商品が売れたら、迅速に梱包して発送しましょう。

梱包する際は、商品が傷つかないように細心の注意を払います。

AmazonのFBAは月額の利用料と販売手数料がかかりますが、商品保管に加えて梱包と発送、発送後のトラブル対応も引き受けてくれるので安心でしょう。

扱う商品の個数が少なく、月額の利用料を支払いたくない場合、個人での出品が可能な販売サイトを選び、自分で梱包と発送をする方が良いでしょう。